2013年 (平成25年)
7月20日 同志社大学キャンパスフェスタが郡山で開催
同志社大学の「キャンパスフェスタin福島」は今年7月20日、福島県郡山市のホテルハマツで開催されました。
同志社大学OBで作家の保坂正康さんが「京都・同志社・襄と八重]の題で講演しました。
保坂さんは同志社大学の創始者新島襄が目指した同志社の精神などを説明、日本の近代化に大きな役割を果たしたと述べました。 更に、新島と八重の出会い、不屈の魂で時代を切り拓いてきた八重の生き方を会津藩の教育と重ね合わせて語りました。
保坂さんは昭和史の研究で菊池寛賞を受賞しています。参加者は日本の近代史にあって独自の目線で見つめた襄と八重の講演に耳を傾けていました。
キャンパスフェスタの開会式では、尾嶋史章副学長が大学の近況報告をしました。この中で、大学の紹介や模擬授業、入試の概要説明など受験生に役立つ情報も数多く提供されました。
この後、学部別の個別の相談会や学生生活の相談もあり、京都での学生生活の魅力について様々な情報の交換が行われました。
また、福島出身で現在、同志社大学3年の渡辺しおりさんが出席した人たちに学生生活の楽しみ方などを話しました。
7月21日 同志社フェアin会津
同志社フェアが郡山市のキャンパスフェスタの翌日(7月21日)、会津若松市の会津若松ワシントンホテルで開かれました。
フェアには全国の卒業生が新島八重ゆかりの地に集い、交流を深めあいました。
同志社大学の村田晃嗣学長は大学の近況と現在も引き継がれる創立者新島襄の教育理念を紹介した上で「同志社大学の教育をさらに発展させ、 グローバルな視点と発想力を持った人材であり人物である若者を育てる」と述べました。
会津若松市の室井照平市長も歓迎のあいさつを述べ、同志社OBで作家の保阪正康氏が「新島八重・その生涯を考える」と題して記念講演をしました。
この後、同志社グリークラブと会津若松市の葵高合唱部との交流コンサートが開かれました。「荒城の月」や震災復興支援ソング「花は咲く」を合唱し、会場は美しい歌声で包まれました。
この他、ふくしま八重隊によるパフォーマンス、受験生向けの個別相談も行われました。 受験生に向けDVDの上映や大学の説明も行われ、大学から訪れた入試センターの職員が入試制度などを説明、受験生の相談に応じていました。
こうしたキャンパスフェスタやフェアを通して、福島と同志社の交流がなお一層深まることが期待されます。 そして、受験生が同志社大学の魅力を身近に感じて貰えるよう願っています。